ケースコンペティションについて

学内

1年生の秋学期の9月~11月にかけて"Challenge”と呼ばれる学内のケースコンペティションが行われます。具体的には参加を希望する学生が4名程度のチームを組み、与えられたケース課題をベースに審査員となる教授やスポンサー企業幹部等に対してプレゼンテーションを行います。

 

通常、予選ラウンドがあり、予選ラウンドを勝ち抜いたチームが決勝ラウンドで最終プレゼンを行います。上位チームにはスポンサー企業から賞金がもらえるのが特徴です。参加する学生側のインセンティブとしては、賞金の獲得、スポンサー企業とのコネクション獲得、レジュメのための実績作り、クラスメートとのチームワーク醸成等、色々あります。実際にケースコンペティションで1位になったことで、スポンサー企業からサマーインターンのオファーを獲得した例もあります。

 

Challengeの種類により多少異なりますが、基本的にケース課題はChallenge直前に発表されるため、そのChallengeが始まると夜を徹しての資料作り、プレゼンの練習に追われます。その分、Challenge終了後にはものすごい疲労感とともに、ある種の達成感が味わえます。種類と してはGlobal Challenge、Marketing Challenge、Finance Challenge等があり、コア科目の授業で習ったことがすぐに活かせる場所の提供ともなっています。そのようなことから、コア科目の予習・復習で忙しい時期の関わらず、参加する学生は多いです。当然、参加は無料です。

 

学外

学内のケースコンペティションと同様に全米の主要ビジネススクールの学生が参加するケースコンペティションがあります。沢山あるこの種のケースコンペ ティションの中でも、McCombsはエネルギー関係のコンペティションにとりわけ強く、当校からの学生が上位入賞する年が多くあります。また、州の基幹産業の1つがエネルギーとなっているテキサス州のトップビジネススクールということもあり、当校がエネルギーコンペティションを毎年主催しています。